【終末を綴る】可哀片コハルの考察記事【1~6話】

第4段


誕生日の時間だ。世界が滅びた後に訪れる2度目のバースデー動画。コハルが世界の法だというなら、彼女のために用意された祝日である。プレゼントもある。

冒頭

 世界が滅びた後に訪れた誕生日の光景。一本だけの蝋燭をペケと見ながら誕生日の歌を歌いあげる。目に光はなさそうだ。暗転時に乾いた笑いを浮かべる。

起きた出来事

①これまで「広告募集中」だった看板には【速水区】の文字。これまで撮影していた場所とは別の場所なのか、それとも広告が何らかの形でついたのか。

②「誰かに祝って貰えるのは幸せ。去年は1人だった」の後、暗転で1人を寂しいと思うのを不思議がっている。強がりなのか知れない。

③ファンネームが「生存者さん」に確定。終末を体験していないから。

④記念日はしっかり祝いたい。1人でも。誕生日は特別。
【暗転】もう知らない誰かさんから教えてもらったこと。そう、自分の生まれた瞬間、世界が始まった日は、尊く、何物にも代えがたい物なんだ。

⑤落とし物を偶然拾い、神様からの贈り物、神に愛されているのねと陽気。衣装は是非動画にて見てほしい。実用的な服。しかし、左太ももの包帯が気になる。
【暗転】本当は誰にも愛されていないのに。

第四段「おめでとう、哀れな仔羊よ。」


考察

唐突だが、皆さまはコハルちゃんの【歌ってみた】動画を見ているだろうか?

 まだの人は恐らく「物語の本筋とは関わってこない」という理由で見ていないものと思われるが、そんなことはない。


 現に今回のタイトル「哀れな仔羊」というのは、この動画を通してみれば意味の分かるものとなっている。そして意味を理解した時、彼女がここに居る理由の一端を知る手掛かりになるだろう。歌もアップテンポでカッコいい、映像も凝りに凝っている。


 まだ見ていない人は急いでみていくことをお勧めする。無論、nuitも、ぽんぽこ24時のために投稿された動画もだ。一見、単なる総集編動画と間違えてしまうかもしれないが、総集編ではない。新規映像もきっちりついている。これら歌ってみたの考察は、次項で「見ていることを前提」に語るので、彼女の歌ってみたに耳を澄ませてほしい。

たった独りの誕生日

 寝室とかの屋内ではなく。路上で蝋燭を立てて祝うという狂気の描写でありどれほど彼女の心が壊れているかを如実に映し出している。世界の滅びは美しかったというが、それにしては嬉しそうな顔に見えない。

速水区とは?

 川ノ瀬市同様、実在しない地名。ここがコハルの住んでいた場所なのかは定かではないが、全く関係がないはずない。

もう知らない誰か

 おそらくは肉親、母親だと思われる。

誰にも愛されていない

 自分というものに自信がないのか、これまでも暗転では自虐自嘲に近い発言が目立つ。彼女の生活がどういうものなのかは、この後の5,6段にて少し明らかになる。

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