観客席と舞台の柵は、ポッキーゲームで切り飛ばされた。

今年の初めから今に至るまで。私はVtuberさんをそりゃあもう見てきました。9月に至るまでは漫画もアニメも疎かになるくらい没頭していましたね。

でも、私がこの年に一番に感じたことって、タイトルの通りなんですよ。私たちはいつの間にか、観客と演者の境にあった大きな壁を感じなくなっていました。

斬り飛ばしたのは間違いなく、のじゃおじです。バーチャル、のじゃロリ、狐娘ユーチューバーおじさんのねこますさん。今は第一線を退き、異なる世界の発展に尽力をしているであろう彼がやった功績。

これは私的に、2018年を代表する出来事でした。

VRCを有名にしたのもそうですが、それ以上に、わたしたちが与えられたのは【ステージ】だった。

私は、つねに観客席の人間でした。アニメも、漫画も。小説だってそう。やる側の人間にはなれない。アニメを生み出す側には立てず、漫画を描く側にもならない。私だけではなく、どれだけの人がこの、創作側の人間になることに必要なハードルを前に挫折したか知れない。

そんなハードルをいとも容易く斬ったのがのじゃおじだった。

可愛いモデルの女の子を、ボイチェンも使わない男の声でやってもいい。そんな衝撃的出会いがあった。可愛いとは何か? オタクの絶対条件の根幹を突き崩すような破壊力があったのです。

そう。私たちは可愛い声を持っていなくてもいい。
今から、0から動画配信知識を得てもいい。
「こんな知識と技量」と思うようなことでもいい。

「やらなければ始まらない」

そんな福音とも言えるのじゃおじの声に押された人が、どれだけいたか。のじゃおじのいなかった2018年は、実に空虚だったかもしれない。

きっと白花咲さん、むすび君、ドットお嬢様、てんまちゃん、せぃが君、グミさんにメイカちゃんにカルテちゃん、天魔機忍Gなどなど……私が今年出会ってきた幾多の個人Vtuberさん達は現れなかったかもしれない。そしてVtuberは企業が先立ち、

【つよつよPCと、可愛らしいモデル、可愛い声、歌も踊りも出来る】という、声優の独壇場に終始していたと思うんです。そこに、個人の付け入るスキはないでしょう。燦鳥ノムさんのような、企業主導のVtuberが出ていたかも怪しいですし、にじさんじはブームの波が3D当たり前の風潮ではヒットが難しかったと思います。

今年は数多の、眠れる才能たちと出逢う年でした。

そして才能を発揮出来なかった方々が、同士や友人、ファンを獲得し、自分という価値がうなぎ上りになる年でした。

私自身、アニメの記事や漫画の記事を続けた先に、こんな創造性と発展性の豊かな分野に出会えるとは思ってもいなかった。Vtuberだけに記事を絞り、宣伝力は最底辺でも、多くの方々を自分なりに応援をしてまいりました。

この1年、正直な話PVは過去のブログより大幅に下がったものの、そんなことが露ほどにも気にならないくらい、本当に、楽しかったです。

私の記事を嬉々としてリツイートしてくださったり、コメントを寄せてくださった方々。ありがとうは、私の台詞です。過去のブログでは、記事を書いても称賛や感謝の言葉など貰う機会はなかったのですから。約4年間の壁打ちじみたブログ記事作成力を、活かせる場が出来て本当に幸せであります。

キズナアイ杯の時に書いた紹介記事で、親分からリツイートを賜ったこと、これも私の誇りです。

消沈した方のために記事を書いたこと。今でもやってよかったと心の中で思っています。

このめぐり逢いはきっと奇跡で、私が得るにはあまりにも大きな宝物ですが、きっと来年もさらに多くの奇跡に巡り合えるのでしょう。奇跡に慣れなきゃなりませんね。

のじゃおじが切り拓いた個人の連なり。来年はどのようになるのか。物凄く楽しみです。



それでは皆様。良いお年を!

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