燦鳥ノムさんに見る、大企業がVTuberをやるメリットとは?(私見多め)

大きく分けるとVTuberは2種類。

【VTuber企業勢】
【VTuber個人勢】

 

しかしここ最近参入してきたのは、

 

【VTuber広告企業勢】ですね。

 

今回はこの、広告企業勢と勝手に名付けた私が見る、
大企業がVTuberをやるメリットについて語っていこうと思います。

この記事では、サントリーを例にとり、語ってまいります。

ガバっているの前提で、ご興味ある方は最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

 

メリット1 広告費が激安

大企業がVTuberをやる上で、先ず一つ目のメリットは、広告費用の問題。

この広告費ランキング表(出典:昨年の東洋経済online記事)を見てほしいのですが、
サントリーは21位に入っています。

 

昨年時点で、年間502億円、宣伝広告費を使っています。

しかし、売上は約1兆4000億円あるので大した痛手にはなっていません。

 

大企業ヤバい。

 

ノムさんデビュー時に、首都圏19駅で大々的な宣伝を打てるのも納得。
有り余る資金力を生かした本気度を感じます。

 

そんな途轍もない資金から、高品質なVTuber制作するにはどれくらいお金が必要か。

 

PC:ここでは「高いPC」で検索して出てきた、112万円のPCということにします。

VR:えのぐほど高性能ではない、フルトラッキングならこの記事によれば18万程度

撮影:空いている社内の、比較的狭い1室で容易に撮影可能。実質0円?

モデリング:とりあえず100万円だとします。

ノムさんの魂:プライスレス。中の人などいない(多分年間300万とか?)

編集さんなど:ときのそらちゃんはAちゃんとの二人三脚ですが、ノムさんはどうか不明。
取り敢えず、1人雇っているものとします。

 

諸々含めて初動1000万円程度あれば、高品質な人が生まれるはず。

 

勿論、サントリーはVTuber事業に対して明るくないので、
オリジナルIPブランド「IIV」(トゥー・ファイブ)に運用してもらっています。
上記計算は自社で完全に行った場合の値段ですので、実際はもっと高額でしょう。

 

そうだとしても、年間広告費10億円行くかどうかも怪しいです。

今後完全自社制作VTuberが現れたのだとすれば、更にコストは安価に済むでしょう。

 

 

メリット2 一度動画投稿したら後は無料

テレビとかのCMって、視聴率や番組や放送回数などでお値段が色々変わってきます。
【多くの人が見る=周知度が高まる】ので、人気番組とかのCMは必然高くつきます。

 

この記事によれば15秒のCMを、視聴率10%の所で流す場合、凡そ150万円程度。

制作費まで考えたら、そりゃ広告料も年間高いですね。

テレビは広告として優秀ですが、反面料金が高いのです。

 

一方で、バーチャルYouTuberとして動画を上げた場合はどうなのか?

1つ動画制作をするにしても、壊れない限り機材等を新調する必要はありません。
ノムさんを基本に据えて何をやるかの企画、「歌ってみた」なら使用許可などを申請、映像が必要なら制作。お金がかかるとしたらそこら辺でしょう。

今のところ一番お金がかかっていそうなのは、

これですね。映像効果とかきれいですし。

ぶっちゃけると他の動画は、ノムさんだけに大きく依存するものですので、お金自体はかかっていない印象です。(ゲーム実況も無料ゲームばかり)

 

さて、ここまで上げてきた9本の動画(9月13日時点)で、ノムさんが紹介したのは。

 

伊右衛門,サントリー烏龍茶,やさしい麦茶と、3商品紹介しています。
今後もどんどん追加されていくでしょう。

 

これだけ多くの人に好きなタイミングで動画を見られ、広告費はどれくらいかかるか……

 

 

 

 

 

 

 

はい。YouTubeなので動画投稿にお金はかかりません。

 

かかるのは動画制作費用だけですので、動画そのものはそのままアップし続けていても無料です。CMだったらそのままにしているとドシドシお金が支払われていきます。

【動画再生=広告効果】となる以上、すべての動画でノムさんは登録者全員に広告をしているのと同義です。

今現在はテレビと比べて広告力が弱弱しいですが、今後もVTuber界隈が伸び続けるとした場合、その広告効果は半永続的に伸び続けることになります。

仮にノムさんが活動休止した場合でも、アップした動画をそのままにしておくだけで広告効果は持続するのです。それも無料で。

 

 

メリット3 〇〇といえば、〇〇

 

皆さんに質問です。

 

ミッ〇ーマウスと言えばなんでしょう?

当然ネズミと答えたりする人もいるかと思いますが、

 

ディズニーランドですよね?

 

 

ピカチュウと言えば? → ポケモン。

マリオと言えば? → 任天堂。

三太郎と言えば? → au。

宇宙人ジョーンズ → 缶コーヒーのBOSS(サントリー)

 

見て一発で大元を想起させるイメージキャラクター。こういう存在がいるのは強いです。
その数は多くて大いに結構なので、これからもどんどん増えていくことでしょう。

 

で。ノムさんはサントリーの、公式バーチャルユーチューバー。

VTuber分野が、まだまだ一般の方に浸透していないので、
サントリーと言えば大体の人は【烏龍茶】か【天然水】と答えるのが現状でしょう。

缶コーヒーのBOSSを知っていても、恐らく最初に思いつくのは先の2つだと思われます。

 

個人的な意見ですが、

 

燦鳥ノムさん=サントリー
宇宙人ジョーンズ=缶コーヒーのBOSS

 

という具合に、キャラクターと密接にかかわるところがちょっと違いますよね?

ジョーンズは缶コーヒーのBOSSという商品のイメージキャラで、
ノムさんはサントリーという企業のイメージキャラという認識があります。
(筆者はジョーンズシリーズのファンであり、貶める意図はありません)

恐らくノムさんは「コーヒーは飲まない」と思うのです。
それはジョーンズという先駆者的なキャラがいますので。

イメージキャラの住み分けがキッチリと出来ている所に、戦略性の高さが垣間見えます。

 

 

メリット4 宣伝拡散条件が容易

ところで。一般人への宣伝を駅などで行ったノムさんですが、私たちVの民への宣伝はどうすればいいのか?

Twitterと、面白い動画で十分です。

 

取り敢えず、ツイッター広告を流しているようには見えませんが、流さずともノムさんのツイートには、毎度多くのリツイート,いいねが付いています。

Vの民は面白い動画、可愛い方に飢えています。

ノムさんは面白く、歌も上手で、容姿も可愛い。好まれる要素を殆ど持っているお方です。

視聴回数も現状、最新動画や予告PVを除いて2万以上をキープ。
ドラマツルギーに至っては未だに伸びていて、25万再生です。

面白い動画の定義は人それぞれありますが、「特定の人は嫌いなネタ」という選別的な動画を一切持っていないのも強みでしょう。

 

これは個人VTuberにも当てはまりますが、増えたファンの中に、
【絵を描ける】【応援動画を作れる】といった方がいる場合、途轍もない拡散力を持ちます。

とりわけ私も欲しい、絵描き力。目を引く絵をノムさんないしは誰かがリツイートした先で、

 

「え、この絵凄くかわいい! でもこんなキャラいたっけ?」
「え、VTuberのノムさん?」
「サントリーもVTuberやってたんだー」

 

となったら、ノムさんが手を下すまでもなくファンが増えます。

ファンが新たなるファンを生み出していく。

企業で例えるなら、サントリーの飲料水を飲んだ人を見て「美味しそう」と思ってくれるのと一緒(?)です。

ある程度ファン数が増えた場合、最悪動画投稿が1週間を空けたとしてもじりじりとファンは増えていくでしょう。

 

まとめ

つまり、大企業が運営するにあたってのメリットは大雑把にまとめますと、

通常よりも激安運用で、VTuberという開拓地での一大宣伝が可能。

また、企業イメージ向上のキャラクターを擁立可能。

VTuber界隈での宣伝は比較的容易。

ということでしょう。テレビとかではよく「メリットとして、スキャンダルが起こらない」と言っていましたが、起こるときは起こりますので割愛いたしました。

 

以上、長々とした長文を終わりにします。御熟読、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お・ま・け

視聴者にとっては、「高品質な動画」を毎度見ることが出来るメリットがあります。

大企業であり、一般人への宣伝も大々的に執り行ってくれています。これは大勢のVTuber民を増やすことに繋がるので、VTuber界隈の盛り上がりに繋がります。

要するに、大企業が来たと怯むのではなく、歓迎するのが正解。それだけこの界隈は今、盛り上がっている証拠です。喜ばしいことです。

 

今度こそほんとにおわります。

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